最新情報
2020 11/05
FBS「めんたいワイド」出演
2021 07/03
上川端商店街にて第3回展示、開始
2021 07/04
西日本新聞に掲載
monokara.とは?
「monokara.」は、九州産業大学芸術学部ソーシャルデザイン学科と同大学の大学院芸術研究科が共同で行うプロジェクト型研究の名称です。
主な活動は、福岡市博多区を中心とした白黒古写真をデジタル上による手作業で修復・カラー化し、後世へ記録を伝えることを目的に取り組んでいます。
AI が白黒写真を着彩するまでにディープラーニング(深層学習)・機械学習を通さなければ正確な色を表現されることはありません。膨大な過去の事例を勉強し、何万回もの実験を繰り返して、やっとその場にあった色を着けることができます。機械であるAI
は、人に話しかけることはありません。写真に写っている方に「何色の服を来てましたか?」・「何のお祭りの写真でしたか?」など聞くことはありません。手作業による着彩では、写真に写っている方に当時の出来事や思い出話を参考に修復・着彩を進めて参ります。忘れ去られていた地域の文化や歴史を発見できたり、私たちが住んでいるこの街を守ってきた方々を知ることができます。
修復と着彩
スキャン 1
白黒化 2
修復 3
着彩(カラー化) 4
色彩調整 5
完成 6
取り組み
Q&A
Q. カラー化する時にAIは使っていますか?
A. AI(人工知能)技術を使用せず、デジタル上による手作業で行います。
Q. 修復する時に薬品を使いますか?
A. こちらも着彩時と同様、デジタル上で作業をするため薬品を使用しません。
Q. どうして色が分かるの?
A. 写真に映し出されている状況を読み取り、白黒の濃淡具合から常識的な範囲で色を選定します。また、当時の事柄が記録された資料を参考に色を調べる方法もあります。